経営状況の機密漏洩2007/05/20 19:40

 最近、迷惑FAXがかかってくる。しかも自宅のFAXに、ではなくて固定電話の方に。かかってくる度にFAXと固定電話の配線を交換して、受信します。FAX内容を確認してから送信元に間違いであることを連絡していましたが、最近は決まって某DIYショップの系列店からかかってきます。しかも複数。
 あのね、あんたの会社の経理状況とか知りたくもないのですよ~。
 と言うわけで何回かお願いしたのですが相変わらず複数の店舗からかかってきます。
 今回も経理内容が書かれたFAXが送られてきたので発信元に連絡して、「社内通達してちゃんと対応してください」と連絡しました。今回は結構まずい内容が書かれていましたね(^^;
 その後、またFAXが送られてきたので再連絡したら「お詫びのFAXを送ろうとして居るんですが」とのこと。「この電話番号はFAXではないので送信を止めてください」とお願いしたのですが、その後も数回繰り返し送信されてきました。
 愛想が尽きたので、次からは着信拒否か、受信してそのまま放置するか、どちらかにしたいと思います。

 大体、社会人のくせにFAX送信の基本もなっていないのですよ。
 私の勤務先の場合、FAXはPCから直接送信できるのですが、PCから直接送信でも、紙を読み込ませて送信しても、FAX(実際には複合機)の前に立って音を聞き分けてちゃんと送信が始まったことを確認しています。最近のFAXは複数回送信を試みるので固定電話にかかるといたずら電話のように繰り返し発信します。社会人のマナーとして身につけて欲しい物です。

起業と事業化2007/05/20 20:00

 Gigazineで「日本社会で起業するため本当に必要な9つのモノ」という記事がありました。これは起業だけではなく会社における事業化にも通じる考え方なのでメモっておきます。

 とりあえず気になった点を。

1.ブルーオーシャンなんてどこにもない
 「未開拓市場を開拓すると、あとから別の企業がそれを見て「うちもやってみよう」となる」ってのは正しいのでしょうね。となると自分がその市場に入ったときにどれだけ引き離せるのか考える必要があると言うことでしょうね。


2.それはロングテールではなくてただのニッチ市場
 「ロングテール」という考え方は知りませんでした。新規事業を開発するときに「ニッチ市場」という言葉を多用しますが、この記事に書かれている「ロングテール」と言うイメージで使っていることに反省。

3.足し算と引き算ができるかできないか
 「事業が軌道に乗れば拡大路線を目指すのは必然ですが、そうなると付随するコストも大きくなるという計算が勘定に入っていない」ってのは自分としても耳が痛い。新しい製品を開発したときにどうなるのかをもう少し明確にしないとダメですね。


4.ロジックが正しくても利益は出ない
 良く、製品開発では「良い物が出来れば売れる」と言うことが語られていますが、これが間違いであることを研究者自身が理解しないとダメではないでしょうか?と、自分に言い聞かせてみる。多分、製品開発は困っているビジネスパートナーがいてそれを助ける技術力と製品があって初めて成り立つ物だと理解しないとダメなんですね。


5.世の中には会社がたくさんあるという現実
 「失敗例と成功例を実際にやり始める前に十分な時間をかけて分析できること、それがベンチャー企業の唯一の強み」というのも新規事業化に当てはまるかな。

 しかし、理系にこういう考え方を導入するのは難しいなり。もうちっと勉強しないと。特に「良い物を作れば売れる」って技術屋のユートピア論は捨てないとダメですね・・・orz

シュガー社員2007/05/20 20:27

 産経新聞で「溶けゆく日本人」という特集があります。毎回興味深く読んでいるのですが、「シュガー社員 ツケを払うのは会社」と言うのは非常に気になる記事でした。
 特に気になったのが学生が「御社は私をどう育ててくれるのですか」と質問していること。どう育てるのではなく、「どう育つ」かが問題だと思うのだが、そう言う意識が若い人には少ないのだろうか?同じ教育を受けたって個人で成長の差があると思うのだが。非常に受け身に感じる発言にとれました。自分が採用官だったら即刻切り捨てますが。
 「いまや家庭も学校も本当に必要なしつけはすべて先送り。(中略)過保護のツケを企業が払わされているのです」だそうで・・・改めて子供のしつけの大切さを考えさせられました。
 「溶けゆく日本人」の記事にはこのように親のしつけのあり方について言及している物が多く、子供を育てている立場としては身につまされます。先日、びっくりしたのが隣のお宅のお子さんが大学に入学したので入学式にご両親がおめかしして出かけられたこと。「えー、今はそこまでやるのか」とびっくりしたのですが、嫁さんや周りの人たちに聞いたら、今は当たり前なんだって。こっちは中学校の入学式から行かなくて済むと考えているのに。
 「「最高学府」が泣いている」でも授業のガイダンスに親が出てくるとか、自分にとっては信じられない話が書いてあってびっくりした。大学の授業をどう選択するのかはその学生の能力を育てるために大事だと思うのだが、今は親が一生懸命見ないとダメなのかな。そんな新入社員、要らない・・・(T_T)

 6年ぐらい前に東大の機会系の学科の就職ガイダンスに出かけた際、「御社は休みは多いですか?」と第一声で質問されたのを思い出しました。一緒に行った東大出の後輩は「アレは例外だと思ってください」と言われましたが、どの大学にでもシュガー社員候補が居るのだと改めて感じました。
 良い大学を出れば一生美味しい思いをして遊んで暮らせると思うなよ!(T_T)(←ちょっとひがみが入っています・・・)