月天心

日頃おつきあいのある業者さんが勤め先を退職して会社を設立されました。で、元の勤め先と新しい会社からそれぞれ手紙が来ていたのですが、それぞれの文面を読み比べるとドラマが見えます。

まずは新しく設立された会社からのご案内

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拝啓初夏の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申しあげます。
さて私ことこのたび株式会杜◇◇○○○○から円満にご後援のもと新会社株式会社○○○○を設立し代表取締役に就任いたしました。
平素は一方ならぬご懇情を賜り誠に有難く厚く御礼申し上げます。
今後とも株式会社◇◇○○○○とともに一層のご支援とご指導を賜りますようお願い申しあげます。まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます。

株式会社○○○○
代表取締役:△△　△
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次はその方が退職された会社からのご案内。


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拝啓時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、このたび貴社担当の△△　△が退職いたしました。後任には営業課の、▼▼▼　▼▼が貴社を担当させいただくことになりましたのでご連絡申し上げます。
後任の▼▼▼は営業部で約十年間の実績がある社員でございます。必ず貴社のご期待に添えるものと確信しております。
なにとぞお引き回しのうえ、ご指導ご鞭燵を賜りますよう、お願い申し上げます。
また、株式会社○○○○より会社設立のご挨拶状が届いたようでございますが、株式会社○○○○と、弊社とは一切関係はございません。資本提携、子会社、関連会社ではございませんので、ご承知置きくださいますようお願い申し上げます。
従来どおり弊社製品は、株式会社◆◆◆◆及び株式会社◇◇○○○○より直接ご案内させていただきます。
まずは略儀ながら書中をもって担当者交代のご挨拶を申し上げます。
敬具

平成十九年●月吉日
株式会社◆◆◆◆
株式会社◇◇○○○○
代表取締役社長■■　■■■
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何処が円満退社だか説明してみろ！(笑)