子供向け特撮番組に反応(1) 香港映画とゲキレンジャー2007/08/04 22:35

朝、7時~10時は子供達のTVの時間です。つきあって親も見ております。

最近の子供向けTV番組はどうも親の世代を狙っているとしか思えません。以前にもデカレンジャーで必ず女性の入浴シーンがあったり(確か、お父さん世代にアピールとスポーツ新聞で取り上げられていました。水戸黄門の由美かおるじゃないんだから・・・)、ウルトラマンメビウスで昔のウルトラシリーズの宇宙人が出てきたりとか(子供のお父さんつながりで知ったけど、未見。ケーブルTVで再放送希望)。

で、今やっている「獣拳戦隊ゲキレンジャー」ですが、先日タブーと言う怪人(?)が出てきて、その声を当てていたのが広川太一郎さん。あれ?これって香港映画「Mr.Boo(ミスター・ブー)」シリーズのイケル・ホイの声優さんでは?でもって、怪人の名前まで引っかけてある?
と言うことでよくよく番組を見てみたら以下の通り、香港映画の声優さんとパロディーのオンパレードでした。

エレハン・キンポー(象):水島裕→サム・ハン・キンポー(Mr.BOO!/燃えよデブゴン/五福星/プロジェクトA/スパルタンX)

バット・リー(蝙蝠):池田秀一→ジェット・リー(少林寺/ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/五福星)

シャッキー・チェン(鮫):石丸博也→ジャッキー・チェーン(ドランクモンキー 酔拳/五福星/プロジェクトA/スパルタンX )

ミシェル・ペング(ペンギン):田中敦子→ミシェール・ヨー(七福星/ポリス・ストーリー3)

ピョン・ピョウ(ガゼル):草尾毅→ユン・ピョウ(燃えよデブゴン/プロジェクトA/五福星/スパルタンX)

80年代香港映画大好きな方にはお勧めの番組かと・・・orz

子供向け特撮番組に反応(2) オラ、参上!2007/08/04 23:34

今、うちの子供達が一番楽しみにしているのが仮面ライダー 電王です。仮面ライダー史上初の「電車に乗る」ライダーだったりもします。

しかも主人公が非常にヘタレで、イマジンと言われる怪物に憑依されて初めて強いライダーになると言う設定。この設定のために、主人公は憑依された瞬間に性格も行動も変わる、一種の多重人格の役を演じなければならないのですが、役者さんの佐藤健さんが上手く演じ別けていてこれだけでも一見の価値があります。
また、電王役のスーツアクターさんも表意前後でヘナヘナ→がに股で憑依前後を演じ別けていて、役者さんの演技力を非常に感じる作品になっていました(ちょっと、第三舞台のお芝居を観ている感じに近いかも)。
ちなみにライダーが乗っている電車のオーナーが演技派の石丸謙二郎さん。世界の車窓からのナレーターで有名です。

で、土曜日に宿でTVを付けていたらクレヨンしんちゃんに電王のキャラ全員出ていました。初っぱなから「世界の車窓から」のパロディーで始まり、なかなかに笑えました。要は翌日から始まる映画の宣伝なんですがね。脚本が上手くできていて良かったです。
ちなみにクレヨンしんちゃんは「あたしんち」を初め、東映系アニメ、特撮番組とのコラボレートが沢山あるようです。昔は子供に見せたくない番組ナンバーワンだったのに、いつの間に文部省推薦で映画を作るようになったんだろう・・・???

しばらく我が家では「オラ、参上!」が流行りそう。